土佐あかうしを飼育・繁殖する上での補助金や国や県の施策一覧

肉用牛農家になりたい人向け

 

【国】就農準備資金(旧・農業世代人材投資事業(準備型))

  • 研修を受ける就農者に最大150万円/年を交付(最長2年)。

 

【国】経営開始資金(旧・農業世代人材投資事業(経営開始型))

  • 新たに経営を開始するもの(認定新規就農者)に最大150万円/年を交付(最長3年)

詳しくはこちらのHPから

 

経営発展支援事業

  • 認定新規就農者の機械導入へ支援(国:1/2、県:1/4)。上限1,000万円(経営開始資金を受けるものは500万円)

詳しくはこちらのHPから

 

高知県担い手支援事業

  • 青年農業者支援区分(49歳以下):国事業との併用で最大2年。180万円(国+30万円)の支援
    • 専業シニア支援区分(50~64歳):年180万円の支援
    • 後継者育成支援区分:年120万円以内の支援

詳しくはこちらのHPから

 

肉用牛経営の研修がしたい!

 

担い手育成畜舎(畜産試験場)での研修

  • 肉用牛飼育を実践しながら3か月から2年間の研修(①短期研修②長期研修③篤農家研修コースがあります)
    • お試し短期研修も可能(2週間程度まで)
    • 担い手支援事業の活用可、畜産試験場併設の宿舎あり

詳しくはこちらのHPから

 

畜舎が欲しい

 

レンタル畜産施設設備授業

  • JAが建てる畜舎に市町村(1/3)と県(1/3~2/5)が支援。実質、畜舎建築費の1/3を担当レンタル期間(15年程度)JAに支払い

詳しくはこちらのHPから

 

空き畜舎とのマッチング

  • 活用可能な畜舎の情報をリストアップ、改修等にレンタル事業の利用も可能

 

経営別

 

繁殖経営(母牛を飼い、子牛を生産販売)牛を導入したい

 

【国】生産基盤拡大加速化事業

詳しくはこちらのHPから

  • 優良な繁殖雌牛の増頭に246千円/頭の奨励金

 

【国】肉用牛経営安定対策補完事業

詳しくはこちらのHPから

  • 高能力の繁殖雌牛の増頭に80~100千円/頭の奨励金等

 

土佐和牛繁殖用雌牛保有支援

詳しくはこちらのHPから

  • 繁殖雌牛の導入に100千円/頭の支援(県外導入も可)
    • 自家保留に70~100千円/頭の支援
注意!!

①と②は二重取り禁止となっていますのでご注意ください

 

経営安定するには?

 

【国】肉用子牛生産者補助金(セーフティーネット)

  • 全国の子牛価格が基準値を下回った場合に補助金が交付される

 

土佐和牛経営安定対策資金

詳しくはこちらのHPから

  • 導入や保留にあわせ市町村の基本から900千円/頭以内で借入3年(~新規参入者は延長あり)で返済、利子なし

あかうしの改良に協力!

 

土佐あかうし改良増殖推進事業

  • 後代検定牛の交配(15千円/頭)受胎(35千円/頭)に報償費支給
    • 特定系統雌牛への指定交配(35千円/頭)に報償費支給

 

肥育経営(子牛を導入し、肥育して販売)

 

【JA】肥育牛預託事業

詳しくはこちらのHPから

  • 子牛の導入代金をJA(リリース会社)が肩代わり
    • 肥育出荷販売代金から手数料と子牛代金を引き精算

 

資金対応

  • 青年等就農資金、農業近代化資金、公庫資金、スーパーS資金・・・
    • 就農計画や経営改善計画、認定農業者認定など条件諸々。

 

【国】肉用牛肥育経営安定交付金(牛マルキン/セーフティーネット)

詳しくはこちらのHPから

  • 標準的な販売価格が生産費を下回った場合に差額の9割を交付

 

土佐和牛経営安定対策基金

市町村により規定が異なりますので注意してください

  • 導入や保留に合わせ市と市町村の基金から900千円/頭以内で借入3年(~新規参入者は延長あり)で返済、利子なし

 

土佐あかうし改良増殖推進時事業

  • 後代検定子牛の肥育検定協力(38千円/等)に報償費支給

 

まとめ

 

土佐あかうしの農家は飼育と繁殖に分かれます。一つのくくりで「土佐あかうし農家」といっても2つあることがわかりました。その上でどう施策を使って行ったらよいか悩まれる農家さんも中にはいらっしゃると思います。一般社団法人土佐あかうし協会は、農家の方の応援から一般消費者まで、土佐あかうしについての事をまとめていきたいと思います。

 

おすすめの記事